公共交通機関と徒歩で本土最南端「佐多岬」 行き方解説
宮崎を始点として本土最南端 佐多岬に行ってきました!
先端フェチとしてはこれが目指さずにいられるか!と思いたったのが4月上旬、
ちょうどその頃宮崎にいたので、先日東京に戻る前に気合入れて踏破してきました。
佐多岬とは:
http://www.kagoshima-kankou.com/guide/10387/https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E5%A4%9A%E5%B2%AC南大隅町:
http://www.jichi.ac.jp/chisuika/pdf/keijikiji/35kiji/zks35a.pdf余談ですが先端フェチとしてはある意味マイルストーン的なWilipediaがこちら。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%AB%AF%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7 (日本の端の一覧)
さすが本土最南端、インターネットで探してみると訪れた方のブログが色々出てきますが、みなさん当然のように車なり自転車なりをお持ちでした。
さて宮崎県から本土最南端まで、車もバイクも自転車もない場合、いったいどうやっていけばよいのか。果たして公共交通機関はどこまで出ているのか。
佐多岬エリアのホームページも充実してることはしているけれど、これがなかなかほしい情報は出てこず。
色々調べて以下の解にたどり着いたので、無謀な旅がしたい方は参考にしてみてください。
鹿児島市内以外から直接南大隅町を目指す場合の参考情報はこちら(かなり漠然とした内容しか書いてないけれど…)→
http://www.town.minamiosumi.lg.jp/soumu/access.html・鹿児島市内から目指す佐多岬(2016年4月下旬時点での情報)
・全体図
・行程詳細
1 鹿児島中央駅前から鴨池港へ バス
片道:160円(だった気がする)
所要時間:約20分
時刻表:鹿児島中央駅の案内所にてその時の詳細な時刻表と乗り場案内の紙がゲットできました。それがなくても乗換案内アプリ等で検索可能と思われます。
鴨池港→鹿児島中央方面は15分に1回程度バスが出てます。
↓
2鴨池港から垂水港へ 鴨池・垂水フェリー
片道:480円
所要時間:約40分
時刻表:
http://www.iwasaki-corp.com/marinetp/tarumizuferry/t-timetable/*やたらフェリー内でうどんを推してくるので食べてみたら確かに美味しかった。
船窓から桜島を眺めつつ食す「南海うどん」、おすすめです。
http://www.iwasaki-corp.com/marinetp/tarumizuferry/ferry-udon/↓
3垂水港から大泊 バス (たしか2番か3番乗り場から出ます)
片道:1650円
(小銭がなくて10000円札出したらガチで怒られたので1000円札とか用意しておきましょう)
所要時間:約2時間
時刻表ゆき:
http://www.e-kanoya.net/htmbox/kikaku/bus/daiya/07_v2.pdf時刻表かえり:
http://www.e-kanoya.net/htmbox/kikaku/bus/daiya/08_v2.pdf*公式時刻表は上のPDFリンクですが、
http://satafureai.com/access/ これを見ると要するに垂水からだと行きも帰りも1便ずつしか無いに等しいということがよく分かります。
最南端方面の終点 大泊への直行バスは朝10時のみ。帰りのバスも午前にしか出てない時点で大泊近辺での宿泊が必須となり、金銭的時間的にきつかった。
時刻表を見る限りだとバスを乗り継いで鹿屋経由で垂水⇔大泊を移動することも可能なようですが、大泊→垂水は朝8時、大泊→鹿屋は10時の便しかないため、帰りはどういっても朝は早いです。
バスに乗って1時間くらいして、南大隅町役場がある佐多伊座敷を過ぎると、景色が本格的なジャングルになってかなり壮大なのでおすすめ。
↓
4大泊(ホテル佐多岬)から最南端へ 徒歩
片道:0円
所要時間:約1時間半
地図:基本一本道なので迷わないです。宿で地図ももらえます。
宿を出て山を一つ超えると、田尻海水浴場が見えます。田尻海水浴場を過ぎたところに日本最南端の商店があります。ビール等アルコール類の購入はここが最後。ソフトドリンクは佐多岬公園入り口に自販機があるのでそこで購入可能。
4a 佐多岬ロードパークについて
2016年4月現在、無料で徒歩で通行できます。
空が高く緑がもりもりとしている南国ジャングルロードが延々続きます。道は整備されていて片側1車線ずつあるので迷うこともなく歩きやすい。
基本ここまで歩くとトイレがないんですが、サービスエリアっぽいものを開発中だったので、そこがオープンすればトイレが利用可能になるのは嬉しいです。
4b ホテル佐多岬について
http://satafureai.com/公共交通機関で行ける最南端の宿です。「佐多岬ふれあいセンター」とも呼ばれているようです。
宿から佐多岬に向かう道をちょうど半分行ったあたりに田尻海水浴場があって、その先に一応最南端民宿として民宿なぎさ(
http://sewatashi.web.fc2.com/index.html )と民宿内山荘(
http://4travel.jp/dm_hotel_each-11326914.html#contents_inner )がありますが、大泊からそこまでの移動手段が徒歩か車を呼ぶしかないということを考えるとホテル佐多岬での宿泊が妥当です。
(このエリアではタクシーを1台も見かけなかったから相当遠くから配車依頼する必要があるのかな、と考えるとやっぱり今回のプランで田尻に宿をとるのはきつい。民宿と直接やり取りして迎えに来てもらうことはもしかしたら可能かも?)
ホテル佐多岬ではレンタサイクルの貸出サービスがありました。あとホテルが忙しくない時は佐多岬公園入口までバスで送迎もしてくれるみたいです。優しい。近隣には飲食店も多分ないので(そんなに美味しいってわけではないけど)夕食付きがいいかも。レストランで森伊蔵等鹿児島3M飲めます。
4c 佐多岬公園
徒歩オンリーエリアに入ってから展望台までもなんだかんだ結構歩きます。
↓
5 佐多岬
最高。絶景。
展望台は本当の先端ではなく、比較的先端に近くて高いだけのところですが、それでも眺望はすごい。地球は丸い。
灯台がある所が本当の先端ですがそこにいく正規ルートはなかったです。
森を自分で分け入っていけば行けるかもしれないけど、茂みにウリボウとかいたのでやや危険と思われます。
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いかがでしょうか。とにかく遠いし行きづらいルートですが、その分最終地点まで生身一つで辿り着けるので踏破した!という喜びはとても大きいです。
ただ、やっぱりどう考えても車なりバイクがあったほうが楽だし、佐多岬ロードパークは特にバイクで走ったらとーーーーーーっても気持ちが良さそうだな、と思いました。
繰り返しになりますが、もし無免許だし自転車で山を越えるほどの体力もないが最南端に行きたい方がいれば参考にしていただけると嬉しいです。
ちゃんちゃん
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