車で本州最南端「潮岬」行き方 備忘録
東京を始点として本州最南端 潮岬に行ってきました!
4月に本州最南端 潮岬を踏破して以来の最南端。和歌山県は串本町を目指しました。
潮岬とは:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BD%AE%E5%B2%AC串本町について:
http://www.town.kushimoto.wakayama.jp/前回も掲載しましたが先端フェチとしてはある意味マイルストーン的なWilipediaがこちら。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%AB%AF%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7 (日本の端の一覧)
前回佐多岬を目指した時は運転免許を取得していなかったため公共交通機関と徒歩しか利用できない過酷な旅でしたが、今回はとりたての運転免許を握りしめてゆく車の旅でした。
佐多岬を目指していた頃から、運転免許をとった暁には必ず車で串本を目指そうと強く決めていましたが、いざ行く段階になってよくよく調べたら串本は 公共交通機関のみ+現地での徒歩行程ほぼなし でたどり着ける比較的難易度が低い先端でした。(アクセスパスはあるものの、電車代はとても高い。)
ちなみに
名古屋駅から新幹線や特急くろしおを利用すると約4時間半1万円で串本駅まで到達できます。
JR紀勢本線等も利用可能。
串本到着後は、「串本町コミュニティバス」を1回200円で利用可能です。
潮岬ー串本駅を結ぶ路線は約1時間に1本出ていて片道約20分です。
詳細は以下公式サイトからどうぞ。
http://www.town.kushimoto.wakayama.jp/contents-data/kurasinotetuduki/community_bus.html今回の大まかな経路(荻窪駅~潮岬)
https://goo.gl/maps/WBMXf1dFgCxGoogle先生がおすすめしてくれる経路を若干無視しながら進んだので、差異をメインに紹介します。
<東京~静岡>
出発後、まずは東名に乗りました。Google先生は途中から新東名をおすすめしてくれますが、東名を選ぶと道中駿河湾が見えるのでテンションが上がりました。
<静岡~愛知>
静岡より先は通常であれば 岡崎~(名古屋)~四日市経由の伊勢湾を1周コースになるみたいですが、そのルートを取ると四日市周辺と伊勢湾岸道で激しい渋滞が予想されたため 渥美半島の先端、伊良湖から「伊勢湾フェリー」で一気に志摩半島の鳥羽を目指しました。
東名であればだいたい 掛川を過ぎたあたりから岡崎までのどこかで高速を降りれば、鳥羽までのフェリーと陸路の所要時間は同じくらいになりそうでした。
(フェリー補足)
・伊勢湾フェリーのホームページ
http://www.isewanferry.jp/渥美半島の先端 伊良湖(いらご)から志摩半島 鳥羽までバビュンと55分で到達可能です。
航路に島がたくさんあり、運がよいとイルカも観察できるらしく、なかなか楽しいです。
・時刻表および運賃表 往復で購入すると少し割引になります。
http://www.isewanferry.jp/publics/index/22/#block114前日までならば各乗り場への電話予約が可能です。
当日と繁忙期(GW、お盆、年末年始)は予約対象外になり、先着順での乗船になります。
FAQはこちら
http://www.isewanferry.jp/publics/index/23/#block62 。
・アクセス
鳥羽のりば :三重県鳥羽市鳥羽三丁目1484-111 TEL : 0599 25 2880
伊良湖のりば :愛知県田原市伊良湖町宮下3000-65 TEL : 0531 35 6217
・いかに海路が早いかという説明のページ 実際1時間しないで渡れるので早い
http://www.isewanferry.jp/publics/index/20/フェリー利用の場合1時間弱で対岸に到着できるものの、そもそも渥美半島を先端まで攻めるのに案外時間がかかるので正直どっちもどっち感は否めないです。
今回は時間がなくて訪れることはできなかったのが残念ですが、渥美半島先端の「伊良湖岬灯台」はなかなかナイス灯台そうでした。
(補足ここまで)
<三重~和歌山>
志摩のもこもこした地形(
http://www.kanko-shima.com/html/search_det.php?no=20150327032317 )に合わせてリアス式海岸ぞいをうねうね走ります。
地上からみてもかなりのもこもこ具合でした。
とにかく国道にそって南下してゆくだけでよいので特に迷うことはありませんが、道がうねうねしているので存外時間がかかります。
なので緑色の「紀勢自動車道」や「那智勝浦新宮道路」等、高速っぽい道路が出てきたら終点まで乗ります。古いカーナビでは道が表示されない場合がありますが、長い道路ではないのでとりあえず乗ってしまえば最南端までの道をかなりショートカットできるし無料です。
余談ですが志摩市街を出るとその先「錦」や紀北町あたりまでコンビニがほとんどないので食事買い出しなどは予め済ませておいたほうがよいです。ちいさいスーパーなどはあります。
もこもこエリアを抜けて尾鷲以降は、ひたすら青い熊野灘がとても美しいです。
<串本>
和歌山県に突入したら串本まですぐです。
潮岬灯台を目指すことで最南端エリアに辿りつけます。
昔から大阪と江戸を結ぶ海路の中間港として栄えていたので現在もなかなか活気がある町です。本州最南端というのもかなり押していて最南端グッズなどが豊富です。
灯台から最南端の碑までは徒歩5分位。最南端碑近くはキャンプ場や観光レストラン・おみやげ屋さん等あり、まさに観光地という感じでした。佐多岬とは対照的です。
最南端付近の海は波が荒いので海水浴は難しそうですが、黒潮が流れているので釣りが楽しそうです。
余談ですが隣の紀伊大島に渡る橋は、車で走行しても壁が高く外の景色は見えませんでした。
<潮岬灯台について>
潮岬灯台は登れる灯台で、灯台の駐車場は300円、灯台入場料は大人200円です。
本州最南端の佐多岬灯台や千葉県銚子市の犬吠埼灯台等と同じ人が設計しています。
灯台入口では潮岬灯台スタンプを押せたり、ポストカード・パズル等各種おみやげも購入可能です。
パズル購入しましたが、画面の大半が空と海なので難易度が高そうでした。
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いかがでしたでしょうか。
三重和歌山沿岸部は公共交通機関も充実しているので車がなくても踏破は容易ですが、やはり車の機動性は侮りがたしですね。
串本町は台風銀座と言われていますが、幸い道中天候に恵まれたため 最南端含め真夏の紀伊半島の景色を車窓から満喫することができました。
今回獲得したスタンプはこちら。「潮岬」はスタンプではなくステッカーですがかなりキュート!観光地だとこういうおみやげをゲットできるのが良い。
また、個人的に気になったのは、毎年1月に開催される「本州最南端の火祭」
http://www.kankou-kushimoto.jp/event/himaturi.html 。串本黒潮太鼓をBGMに3万坪の芝生に火を放つそうです。機会があれば行ってみたい。
本記事が今後本州最南端を目指す方の参考になれば嬉しいです。
ちゃんちゃん。
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